ご相談の中で、現在進行形の悩みではなく、過去の出来事に気持ちが煩わされ、深い悩みとなっている方が多くいらっしゃいます。

もしそれが、今からではどうしようもない出来事なら、『そういう経験が必要だった。』と、一旦棚上げしてみるのも一つの解決方法です。

私たちは、今回の人生だけではなく、長い輪廻を通して様々な感情を経験します。
その中には、怒り、執着、悲しみなど、辛く苦しい経験もあります。

忘れられない酷く苦しい出来事は、生まれる前の計画通りのことかもしれません。

辛い過去の出来事は、一時的に自分の中のタンスの奥に閉まって、今できる楽しみに目を向けるのも一つの方法です。

簡単なようで難しい取り組みかもしれませんが、ほんの数十秒だけ目の前の美味しい好物を味わう、推しを応援することに没頭する、ジムで激しく汗を流す、
など、苦しい場面から思考を切り離し、少しでも喜びに身を浸すことでオーラが明るく変化します。

明るく軽い感覚でいれば、自分の過去の見方も変わり、サラサラと水に流れていくかもしれません。

いま過去を変えることは難しいですが、いま自分にとって、楽しく心地よい選択をすることは簡単です。

それを繰り返すことが、明るい未来を創り、その未来が過去を明るく照らします。

なりたい自分になるためには、自分を信じて、思う通りの選択をし続けることが近道です。