リーディングすると、Eさんとお嫁さんの過去生の画像が浮かび上がって来ました。

アメリカ奴隷制度下での小麦農場の主人がEさん、お嫁さんはその奴隷でした。

奴隷であったお嫁さんは、自分の境遇や日々の出来事に怒りを募らせていました。

やり場の無いその怒りは増幅し、主であるEさんにも向けられ、今生にまで持ち越していました。

持ち越した怒りを

【 許す 】

ことが、お嫁さんの今生のテーマとなり

Eさんとまた 出会い、そして、許しを学ぶ

という縁に導かれた現在である事がわかりました。

Eさんご自身は

【 受けいれる 】

というEさんの人生のテーマの元に、何とかお嫁さんと良い関係を築きたいと、一生懸命でいらっしゃいました。

そのような前世での 約束が無ければ、とうに別れて暮らしてもおかしくはない状況です。

お嫁さんも いろいろ文句を付けながらも、別々に暮らそうとならなかったのは

前世から持ち越した、ご自身のテーマが足枷となっていたからかもしれません。

Eさんには、今に至るお二人の関係をお伝えし、目の前のお嫁さんの言動に振り回されることなく、Eさんご自身を一番に考えるようにお話ししました。

もう既に、Eさんは沢山のことを受け入れていらっしゃいました。

また、お嫁さんに対しては、お嫁さんのハイヤーセルフの許可を得て、

Eさんに対する【 怒り】を、ご本人が十分消化出来るくらいまで浄化しました。

このように、根拠の無い『好き・嫌い』には、過去生での関係が影響している場合が多々あります。

親子の場合、前世で恋人同士だったり、仲の良い親友であれば、現世でも以心伝心の仲良し親子の関係でいられますが

前世での主従関係をそのまま親子に持ち込んでいる場合には

親や子供のどちらかが、まるで召使いのように言うことを聞いてしまう。