勝ち組、負け組

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社会的地位や収入が高いと勝ち組、そうでないと負け組

一般的にそのように認識されていますが、

魂のレベルでは、もちろん価値は同じです。

どちらかと言えばむしろ、負け組とされることの方が学びや成長が大きいかもしれません。

嫉妬、妬みなど、愛から遠く離れた経験をすることに価値があるのです。

私の母は、20年の間、難病を患っていました。

ジワジワと進行する病で、最後の2年は病院で寝たきりでした。

母は、愛情深い人でしたが、その反面

「恨み辛み」

を抱えていました。

母が亡くなる10年程前の祖母が亡くなったその日、

洗面台の横を通りかかっただけなのに、突然、水が流れました。

私と母と、2度もです。

そんなことがあってから、私は入院中の母と

「お母さん、お母さんの今の経験、難病を2つも抱えながら、前向きに頑張る様は、きっとあの世に帰った時に拍手喝采を受けるね。もし、本当にそうだったらサインを頂戴ね」

と、そのようなことを話したことがありました。

母が亡くなって2、3日後、やっぱり水が流れました。

今頃、自分の人生をベールの向こう側の皆さんにビデオで見て頂いて、鼻高々なんだろうな、そんな風に思いました。

亡くなった母に呼びかけても全く無反応で、意識は一瞬で去った様でした。

難病と戦いながら、恨み辛みをしっかりやり切り、1ミリも想い残しは無いんだと感じました。

嫉妬や妬み、恨み辛み

愛だけの世界からやって来た私たちは、自分が本当の愛の存在と確認するために、

この地球で、愛と正反対の経験をするのです。

ピンク色の愛の中に1人でいても、それが何なのか確認出来ません。

愛の外側で反対の経験をすることで、元に戻った時に、それが愛なんだと分かるのです。

愛だと分かる経験をさせてくれる嫉妬も恨みも、愛なのです。

今、苦しく辛いと思われている方は、その経験が必要なのかもしれません。

嫉妬に狂う

恨みに悶える

そんな自分がいたら、高い目線で

「よし、これでOK！」

と、自分を褒めて下さい。

その事から卒業する日が早まるかもしれません。

勝ち組でも負け組でも、必要な経験としてしっかりやり切ることが、私たちを輝かせます。

そして、愛だけの存在に戻っていくのです。

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